アメリカ市場向け企業ホームページはアメリカ人に作ってもらうべき理由

アメリカ進出において日本企業のホームページを日本人がしてはいけない理由

 アメリカ進出においてホームページ構築は、アメリカでビジネスするために必須事項です。


 アメリカでは、バイヤーと顔を合わせて打合せすることが少ない、という商習慣があります。

 弊社でも大手小売企業と取引していますが、バイヤーと一度も顔を合わせた事が無いことも普通であります。

 国土が広いため、いちいち対面して打合せをしていては効率が悪いといった事も理由のひとつです。

 そのため、展示会では担当者と対面できたり、物を触れたり、交渉出来たりと、契約において重要な場となります。

 展示会出展は、アメリカでビジネスするためには重要な要素といえます。

 そして、展示会以降の情報入手や、展示会以外での製品情報を入手する場は、移動しなくても情報を入手できるデジタルツールと見る流れとなります。

 

 ホームページ、SNS、メールなど、アメリカでビジネスするためにはデジタルツールは重要な要素です。


■違和感を持たれないようにする

 ホームページはビジネスにおいて重要な要素ですが、アメリカで違和感を持たれてしまうと、敬遠されてしまいます。


 日本でも同じですが、ホームページで企業を検索したときに、ビジネスするのに大丈夫かな?といった雰囲気を出す企業のページですと、ビジネスチャンスを失います。

 また、日本人に違和感のあるイメージ写真の製品ですと、日本で売れるのかなといった不安感を与えてしまい、こちらもビジネスチャンスを失うことでしょう。


 逆の例ですが、アメリカの家庭用用品の小売大手の『Williams-Sonoma』が、先月まで日本フェアーを実施してました。

 『Williams-Sonoma』は、北米589店舗あり、アッパーミドル層向けに上質なライフスタイルを提案している高級家庭用用品小売り企業です。

 その『Williams-Sonoma』が、日本食の食卓を提案するということは、アメリカ人にとって上質かつ違和感の無いアメリカ人の食卓を提案をしてます。

引用:ウィリアムズソノマホームページ http://www.williams-sonoma.com/shop/new/global-inspirations-japan/


 こちらの写真は、家庭でラーメンとお寿司を家庭で作りましょう。という提案写真です。


 ブルーを基調に上品な日本食の提案というイメージがあり、アメリカ人にとって違和感の無い品の良い食卓風景の写真となってます。


 上品な写真で、さすが高級店のWillams-Sonomaといったところですが、日本人にとって食卓で箸が縦になる写真には違和感あります。


 しかし、アメリカ人にとって横より縦の方が違和感がありません。

 

 その理由は次の写真を見るとわかりやすいです。

引用:ウィリアムズソノマホームページ http://www.williams-sonoma.com/shop/new/global-inspirations-japan/


 左が箸で、右がフォークとナイフです。

箸もフォークとナイフ同様に縦に並んでいる方が、アメリカ人にとって違和感がないのでしょう。

 日本人にとって箸は水平方向が違和感ありませんが、アメリカ人にとって垂直方向が違和感ありません。

 

 他にもお皿の重ね方は、いかにも欧米風です。


■生まれ育った空気感に合わせる

 アメリカ人にとって違和感の無い写真をホームページに掲載しなければ、異質なものとして扱われます。

 異質なものは欧米人にとってエイリアン的なイメージも与えかねません。


 アメリカでビジネスするということは、アメリカの土地で生まれ育った人にしかわからない空気感のようなものがあります。

 その空気感に合わせる雰囲気を、デジタル上でも出さなければなりません。

 

 そのためには、ホームページもアメリカ人が作成すべきと弊社では考えます。


 デザインの良し悪しの議論は、違和感を除去した次の段階ですべきと考えます。

先ずはビジネス上で最も大事な、違和感の除去をしなければ、アメリカ進出は始まりません。

 

 日本人は相手に配慮し、相手に合わせる能力に長けていると思いますので、相手に合わせたときに確実に日本の製品は強みを発揮することでしょう。

M-Cross International Corporation Column

米国トーランス市に拠点を置くMCICが、米国進出のノウハウや独自の市場分析をコラム形式にて情報を掲載

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